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"Wild Bird Photos Japan" from kokotonPAPA(D-SLR) & kokotonMAMA(Digisco)

by kokoton_kawasemi
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野鳥撮影で使う CANON EOS 1DXmark2 のインプレッション
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c0048103_13125939.jpg1DsMark3以来、CANONでは久しぶりのフラッグシップ機導入です。
2年前にNIKON D4を手放してから もうフラッグシップ機は不要だと思っていましたが、1DXmarkⅡが出たのを期に導入してみました。さて、久しぶりの1D系ボデーはどうだったでしょう。

野鳥撮影なら今や7Dmark2も進化したけど、なるほどフラッグシップ機ですね

というのが印象ですね。で、画質優先だった5Dmark3とメインボディの入替です。
以下、個人的な嗜好による実感です。(比較イメージはNIKON D4, CANONは5Dmark3, 7Dmark2ですね) 過去の使用機材変更経緯はこちらから


≪インプレッション≫
[2016-7/8 追記・修正済み]

■Good!■

【解像感】
1) 各感度の解像感
標準感度〜高感度での解像感が上がっていますね。(CANONどうし、natural設定で比較です)
ただ、基本的にスポーツを含めた報道用なのでベースのシャープ設定自体がやや高いのかもしれません。

2) 光が薄いターゲットの解像
普通は天気が悪い時や遠い時、光量が不足すると どうしても解像感は下がりますね。
期待もしていない内容でしたが撮ってみて思いの外の切れ味があり、嬉しいことでした。他機種に際立ちます。


【露出特性】
1) ラチチュード
ヒストグラムをチェックしても明らかに高いです。暗部や明部に余裕があり安心感がありますね。個人的にはここが一番気になりましたが、今まで使った中ではダイナミックレンジは一番広いでしょう。(5Dmark3の方が落ち着いた絵作りでしたが、1DX2の方が安心感があるかもしれません)

2) AE精度
±0での露出精度が高いですね。露出補正はもちろん必要ですが、ラチチュードの高さと合わせて必要以上に露出補正に気を使わないで済みます。(撮影時の基本設定は露出優先、開けた場所ではマニュアル設定です)


【高感度(画質)特性】
画質は高感度でもシャープさが残りながら適度な荒れですね。
個人的に野鳥撮影ではターゲットが鳥の羽になるので高感度でもシャープさを残す事は大切だと思います。あとはそのまま使うか、NRをどこまでかけるかですね。

1) 暗い場所
ISO3200までは十分に行けますね。最近の現像ソフトはかなりシャープさを残しながら対応できるので最高ISO6400までは絵が崩れないので使えそうです。(早朝,日没直後,暗い雨の森,等)

2) 明るい所
SS稼ぎならISO1600は安心して使えますね。7D2では荒れが感じられますが、1DX2は心配ありません。(800mm/f5.6で曇り空の猛禽飛びモノ、露出M設定では特に有効ですね)



【AF】
飛びモノの初動の食いつきが今ひとつな感じですが、あまり問題ありませんね。今やカメラがどのような状況でも早く確実に捉えてくれます。コンピューターの進化がそのまま直結して、飛びモノ撮影は今やゲーム感覚ですw

1) 飛び物セッティングの許容性
被写体追従性等のAIサーボ各特性をカスタマイズのマイメニューに入れて撮影環境により都度調整するとより効果が大きいですね。例えば大型猛禽飛びモノでは"粘る"を入れるのは効果が大きいです。

2) 背景が近い飛びモノ
よく問題になるわけですが、改善の効果が感じられてピントはきますね。これも猛禽撮影では特に有効に思えます。

3) コンティニュアスAFでの止まり物ピント精度
実は個人的にはこれがかなり助かります。AFはAIサーボ設定が基本なので、止まりモノの撮影で微妙に外す事が減るのは確実ですね。(操作ボタンカスタマイズでM-Fn2にワンショットAFへの切り替えを設定してはありますが…)

4) AFスピード
800mm/f5.6でのスピードが速くなったのが実感できます。(f8.0の追従性もよくなっていると思いますが、未確認です)



【その他】
1) ミラーショック
以前の1D系(1DXは使っていないのでわかりません)では、ブレにつながる程のミラーショックがありました。1DX2では静音シャッターでなくてもスローシャッター可能な感じです。

2) 連写モード
当たり前の事ですが、14コマ/秒は動き物では有利に決まってますね。当然 飛びモノでもより良いカットが撮れる可能性は上がります。
1DsMark3以来 静止した写真か猛禽飛びモノ中心で、野鳥撮影を始めた頃のカワセミの水面飛び出しの様なキワモノ風な写真はあまり撮れませんでした。でも少し心境も変わかもしれません。ヾ^^;



■Not so good■

【CFast 2.0カード】
何よりCFカードとCFastカードの2スロットルは面倒です。CFastを今後メインにするのなら、CFastの2スロットル化で良いのでは。(過去の資産流用配慮なら、このクラスでは不要でしょう。ましてや業務用ベースのカメラなら)


【価格】 (笑)
適正なのかわかりませんが、5-6年後くらいには7D系(APS-C)でもこのくらいの機能になるかも。
(PCと同じで、価格帯と機能レベルは欲しい時が買い時ですね)


≪使ってみて≫

1) 「画質」「AF能力」「高感度耐性」「画素数」が高バランスで、個人的に満足度が高いです。
今やピントはAF、手振れはIS、露出はAE(Mも使いますが)、全部カメラが人間よりも精度高くやってくれます。(笑)
おまけに高感度・画素と言った画質向上さえもここまで来ると、以前の様に犠牲にするものが見当たりません。
(画質を取れば、連写性や高感度耐性を犠牲に…といった)

2) 最近使ったCANONで比較してみると次の様な感じでしょうか。(1DXを使っていないので画竜点睛を欠きますが)
   [画質*] 1DXmark2 ≧* 5Dmark3 > 7Dmark2
   [AF] 1DXmark2 > 7Dmark2 > 5Dmark3
   [それ以外**] 1DXmark2 ≧(≒??) 7Dmark2 ≧(≒??) 5Dmark3

 *高感度では (1DXmark2 >* 5Dmark3 > 7Dmark2)
 **APS-C(7Dmark2)の画角×1.6倍の有意差は存在しますね

久しぶりのフラッグシップ機はやっぱり充実。「これが無ければ撮れない写真」は無いでしょうが、より楽に確実に撮れるのは間違いないでしょう。

☆ 使用野鳥撮影機材についてはこちらからどうぞ。
  http://kawasemi.kokoton.net/satsuei/


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by kokoton_kawasemi | 2016-05-28 11:29 | Ⅳ 撮影機材 Tools